韓国版『土用の丑の日』、『伏日(ポンナル)』は参鶏湯を食べる日‼
こんにちは‼️夏本番、暑い日が続き
そろそろ夏バテ…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
韓国では、『伏日(ポンナル)』と言って
暑い時期に参鶏湯を食べて滋養をつける、という習慣があります。
伏日(ポンナル)とは…
韓国版・土用の丑の日のことをいいます。
伏日は、毎年7月〜8月にかけて全部で3日あり、
それぞれ初伏(チョボッ)、中伏(チュンボッ)、末伏(マルボッ)と呼ばれています。
また、3回の伏日を合わせて「三伏(サムボッ)」といいますが
初伏から末伏までの三伏の期間は、1年で最も暑い時期。
そのため、この時期の暑さ(韓国語で「トウィ」)のことを
特に「サムボットウィ」と言ったりもします。
韓国の人々にとって馴染みの深い年間行事となっています。
韓国では主に夏バテ防止のため、参鶏湯を食べて夏の暑さに負けない体を作る
重要な行事なのです。
ちなみに今年、2016年は
初伏…7月17日(7月17日〜7月26日)
中伏…7月27日(7月27日〜8月15日)
末伏…8月16日(8月16日〜8月25日)
※中伏は、年によって、10日間・20日間と2通りあり
2016年は20日間だそうです。
伏日の時期、滋養食として
「参鶏湯」と並び一般的に食される「補身湯(ほんしんたん)」。
こちらは、なんと「赤犬」料理です。
日本では馴染みの無い赤犬も、韓国では栄養価の高い食品として扱われています。
ですので、この時期に
韓国へ出向き、現地の方に
「伏日料理を食べましょう!」と言われたら
「参鶏湯ですか?それとも補身湯ですか?」と事前に確認をされた方が
よいかもしれません。
日本では
寒い時期に食べられる事が多い「参鶏湯」。
本場韓国では、このように
暑い時期の食べ物なのですね。
博淑屋の参鶏湯キットを使用して作った参鶏湯。
こちらもとても美味しそうです。